大宰府天満宮

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Last Updated: 13 June 2010

大宰府天満宮より幕末に関わりの深い延寿王院などをご紹介します。

延寿王院 ※現地案内板より

安楽寺天満宮留守別当大鳥居(あんらくじてんまんぐうるすべっとうおおとりい)の宿坊で、宝暦4年(1754)桃園天皇より院号を賜った。慶応元年(1865)から約3年間、朝廷を追われた三条実美(さんじょうさねとみ)ら尊王攘夷派の五卿がこの延寿王院に滞在し、その間、西郷隆盛、高杉晋作、坂本龍馬、ら大勢の勤皇の志士達が去来して明治維新の策源地となった。

延寿王院

延寿王院

延寿王院

延寿王院

延寿王院

延寿王院

延寿王院

延寿王院

延寿王院

延寿王院

太鼓橋

太鼓橋

心字池

心字池

心字池

心字池

志賀社

志賀社

楓社

楓社

志賀社(写真左) ※現地案内板より

御祭神は海神綿津見三桂神。古代後期より中世にかけて海外貿易を行っていた安楽寺(大宰府天満宮)は、海上安全の海の神として祀る。長禄二年(1458)の再建で、和・唐・天竺の三様式をもって構成され当初は黒漆と金製金具をふんだんに使っていた美術工芸品ともいえる建造物である。

楓社(写真右) ※現地案内板より

御祭神 菅公北の方 宣来子命
道真公の奥方で、詩作の師であった島田忠臣公の娘、宣来子命を祀る摂社である。創建は不詳なるも、室町期の境内古図には、既に記されている。古来より夫婦円満・安産・子宝の守護神として信仰されている。

大宰府天満宮楼門

大宰府天満宮楼門

蘇峰詩碑

蘇峰詩碑

和魂漢才碑(わこんかんさいひ)

和魂漢才碑(わこんかんさいひ)

蘇峰詩碑 (写真左)※現地案内板より

徳富猪一郎(蘇峰)は熊本県に生まれ、二十七歳で「国民新聞」を刊行した思想家であり歴史家である。菅家の子孫といい、菅原正敬と著名している。この詩は道真公のご生涯とその精神を讃えたもので、92歳の書である。文豪の徳富蘆花は実弟。

和魂漢才碑(わこんかんさいひ)(写真右)※現地案内板より

漢学に精通しつつも、日本精神を失わないようにこの四文字が、菅公の学識と教学を適切にいい現した言葉で、明治維新の後、これを替えて和魂洋才という言葉を生まれた。この碑は、安政五年(1856)菅原為定の書で、西高辻信金を中心に、平田鉄胤ほか多くの学者や志士によって建碑された。

菖蒲池

菖蒲池

菖蒲池

菖蒲池

曲水の庭

曲水の庭

曲水の庭

曲水の庭